不動産作家による<人生の漆塗り日記>
【 GAKUMON 】0363号:正しい不動産購入の仕方(考え方)とは?
2017/05/10
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発行人:田辺領平が日常の生活や、
不動産投資、民泊・簡易宿泊所経営、
FXトレードなどの現場から、
日々刻々と起こる出来事、
または自分自身の心の状態、
周囲の人々の行動の考察などを
日々時々刻々とつづっていくものです。
その中から、読者様の日常が
充実、より良いものへなっていく、
ちょっとしたお手伝いができればと思います。
それでは宜しくお願い致します。
Contents
◆不動産(住宅)は買って終わりではない◆
不動産の購入は簡単なものではありません。
だから、入念に勉強と計画が必要です。
ご縁と言ってしまったらそれまでですが、
諦めずに取り組み続けることが、
良い不動産と出会う方法です。
ただし不動産購入で、
最初の一回目で、100点満点の獲得は、
至難の業であることは認識しておくべきでしょう。
最高のタイミングで、
最高の物件が出てくるなんて、
ほとんどないというのが現実です。
不動産投資で成功されている方も、
大抵は一発目で大きな過ちを犯しております。
そこで勉強して2軒目、3軒目で、
ようやく軌道に乗ってくるということもしばしば。
だからと言って、
実際に住む、居住用不動産購入を、
諦めさせようとか、妥協させよう、
というわけではありません。
「購入の心構え」
これだけは準備しておきましょう。
というのが言いたいだけです。
不動産の内見(見学)をして、
買わない理由はたくさんあります。
住宅ローンもその一つかもしれません。
こうした問題の多くは、
この心構えと決意があれば、
人生と同じくして、
良いものを見つけることができます。
逆に言えば、
良い不動産を購入できる覚悟があれば、
人生、仕事をうまく導くこともできます。
「良い不動産」とは、
誰が見ても100点などという意味ではありません。
◆注文住宅ならば完璧なのか?◆
建売住宅だと基本的に、
誰が住んでも問題ないような、
当たり障りのないようになっております。
それが良いか悪いかは別として。
一方、注文住宅であれば、
予算という制約はあるものの、
基本的には敷地の制限内であれば、
自由に間取り、仕様を決められます。
そうしたら絶対満足行く住宅ができるのか?
というと必ずしもそうでもありません。
一般論で言えば、
そうしたこだわりの注文住宅は、
投資金額に対して、
売却する時の金額が安すぎることになります。
高価な設備を入れも、売却時はほぼ考慮されず。
間取りも特殊すぎて、
使いやすいという人がいないとか・・・。
建材、構造も評価されにくい方向です。
FXでも、
「こういう条件なら絶対、買い」
という条件を作り出せても、
二度と同じ相場は来ないし、
似たような相場は絶対来ない。
だから、ある程度、ゆるくしないと駄目なのです。
つまり、自分自身に対する行動基準、
意思決定基準は、細かく、性格に、
厳密に行う必要がありますが、
外部に求める基準は、
あるていどの誤差、許容範囲、
ギャップ、遊び、がないと、
ガチガチに固まって、
身動きが取りにくい、
操作しにくいなどの弊害を生むのです。
☆本日の仕上げ塗り☆
◯ 基準が内部、自分に対することか、
外部に対することかで、
許容範囲が変わる。
◯ FXで唯一無二のトレードルールを作り出しても、
自分自身は愚か、他人も使えないければ、
意味のないトレードルールである。
自分だけが100点の住宅も、
他人にとって見れば・・・である。
その場合、死ぬまで使い続ける、
相続のことまで段取りしてあげるなど必要である。
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発行責任者:田辺領平
問合せ:tanabe@kishu-hatagoya.com
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0001679391.htm
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